2009年07月15日

自分の曲を検証

作曲を始めた当初から曲をレビューし続けて貰っている中高時代の友人、K君がいる。彼自体は作曲はおろか、音楽経験0ですが、映画にしてもゲームにしても、作品に対して非常に深く物を診れる点で、コメンテーターとして非常にかっている人物です。

そんな彼が日曜遊びに来たので、早速自慢の新曲のイントロを聴かせレビューして貰いました。






当然短すぎるのでなんとも言えず、過去の曲全般について
■天井からぶら下がる箱で曲を例えていただきました。(携帯で読んで下さっている方、本当にごめんなさい!!見ずらいかも・・。)



作曲家の曲が3つのロープ(要素)で満遍なく水平に箱を釣り上げているのに対して、僕の曲は、光る部分もあるが、弱点も多く見受けられるとのことでした。

上から順にマニアック→トップ→ローの解説として、プロの曲は弱点がないことと、個性が良い意味でマニアックになっていることが多く、魅力というものは少なからずマニアックな部分が多いという考えからだそうです。



■次は箱を引き上げているロープの質と本数



ご覧いただきました通り(笑)作曲家が3つのしっかりとしたロープでバランスよく釣り上げているのに対し、僕は毛羽立ったロープ、今にも切れそうなロープ合わせて4、5本で、必死に釣り上げておりバランスが悪く傾いています。

3本で180を表現するのが、リスナーが心地よく感じるバランスだとすると、ボロい4,5本で220を表現しちゃってるようです


■次はロープの断面



作曲家のロープはどこを切っても素材が均等なのに対し、わたくしめのは大小様々な素材で出来ています。


■最後はフレーズ別、曲の構成と表現力



左はAメロがC、Dへの伏線、C,Dは呼びかけ合い・・
ま、ようするに表現すべきベクトルが皆同じ方向を向き、一つの大きな矢印になっている。

もう一方はベクトルが至る方向に飛びかい、筋が通らない歪な矢印を構成している。誰の曲だ!?これは(笑)



何分音楽には素人のK君ですので、見苦しい点などご了承ください!

当の僕は、非常に的を得た解答に感動してしまい、悶絶していたのですが、3日経ち、落ち着いてきたので、具体的どうすればよいか、次回考察したいと思います。


posted by Avanjour at 18:29 | Comment(11) | 作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あ、なんかこの図解すごいよくわかる気がします。(笑)
形容の仕方が素晴らしいなと思いました^^;
自分もちょっと当てはまるところがあるんですよね。(汗)
Posted by makoto at 2009年07月16日 10:54




僕も思いっきり当てはまりますね(笑) 特に最初の図。
経験を詰めばある程度はセンスで補えるんでしょうけど、結局のところベースとなる理論がしっかりしてるかそうでないかの差なんでしょうね・・・。
Posted by My World@当直明け at 2009年07月16日 16:43


makotoさん、どうもありがとうございます!!

形容についてお褒めの言葉いただいたよとK君にメールで言ったら、笑っておりました(笑)

EW作曲家の方々からいただけるコメントと、一般リスナーが感じることにはやはり誤差は出ますね。まず曲の難易度、この曲はこんな作りで、ここはこういう縛りを課して、こういう音符的な拘りを・・などといったことは何の意味も持たなくなり(笑)

ベタであろうが、ありがちであろうと容赦なく、良い、悪い、普通の3種しかなく、僕がK君に限らず友人に聴いてもらい一番多い感想は『すごいね』(笑)

イコール、興味はないけど・・ってな具合です(笑)




My World@当直明けさん、どうもありがとうございます!!
ここで理論を出してきますか(笑)
次回の記事はその辺無視出来ない流れであると、困ってました(笑)

ピアノを習っていた時、女の子で音大目指している子がいて、理論は理論で他の先生(芸大出)についていると言い

その時聞いた授業料に目を丸くした覚えがありますね。

ここからは主観なので語弊ありまくりですが
受験の為や、学校で習う理論なんて実際に役に立つかと言われた時、タカがしれているんじゃないかと思っているんですよ。

僕は映画の学校出で、機材の扱い方やフィルムの構造の他に、理論の分野がありましたが、多分役に立たないです。これを先生にぶつけたこともありますが、『生かすも生かさないもキミ次第だよ』とマニュアル通りの応えが返ってきました。

もちろん音楽と映画では大きく違いますが
若い作曲家の方で大先生に師事してるケースがありますよね。またクリエイター会社に所属しマニュピュレーターなさっている方も同じくで、その間に底辺になるようなことを教え込まれるんじゃないですかね。

理論全否定ではないのですが、かい摘むなりして、もうちょっと具体的に学べる方法があると信じて疑わない(笑)

どうかお許しを(笑)
Posted by Avanjour at 2009年07月17日 16:14



連続レススイマセン、レスしたくなる返事を書くジュールさんが悪いんだよ(笑)

理論についての意見なんですが、ジュールさんの言うことももちろん一理あるんじゃないかと思うんです。
学校等の限られた理論のみに縛られた視野の狭いガッチガッチの曲なんか、多くの人は魅力なんてこれっぽっちも感じないんじゃないかと思います(笑)

ただ理論ってのはほぼ万人に通用する、音の物理学だと思っています。
よって部分的に理論を抜かして発展的な理論を取り入れたり、工夫をした曲は、良さと不安定さを同居させる結果になると思います。要は聴き手を選ぶ曲になってしまうんですね…。
そういうところを、個性として受け取る人もいればまだ脇の甘い曲と受け取る人もいると思います。(前者は一般リスナー、後者は識者が多いと思われます)

安心して聴き手が聴けるようにするために、広い範囲をカバーする膨大な量の理論があり、高度な音楽理論っていうのは、基本的な音楽理論に、攻めの姿勢でセンスと工夫を上乗せして学問的に体系化したものだと思っています。
この音楽理論をすべて網羅した上で作られたのが西洋のクラシックで、万人にとって不快に感じる要素を取り除いた究極の形の曲だと思います。普遍性がある分個性が見えにくいので、直感で音楽を聴く、音楽的な素養の無い一般人には受けが悪いんですけどね(笑)当たり障りの無い曲としか捉えられないので…。

逆にクラシックを知識のある方が聴くと、予想を裏切らない心地よい流れ、部分的にこちらの予想を上回る展開、おおいいっ!って具合になるんじゃないでしょうか(笑) まどろっこしいですが…。
だからクラシックは耳じゃなくて、知識で聞くって言われるんですね。理論の使い方とかにも今度は個性はありますので…。

結局何が言いたかったのか…わからなくなってきた(笑)
ただ多くの人に曲を自分が意図したとおりのイメージで聴いてもらうには、工夫on理論でマニアックレベルまで引き上げないといけない側面があり、その点における達成度がプロとアマチュアの違いであるとも言えます。
Posted by My World at 2009年07月17日 18:22



てか、見直してみると僕の意見ってジュールさんが本当に言いたいことと、微妙に論点ずれてますね…(汗)
勢いで書いてしまったんですが、お許しを(笑)
あと、

>学校等の限られた理論のみに縛られた視野の狭いガッチガッチの曲なんか

ここの部分もついでに発言撤回します。何様だ僕は…(汗)


>若い作曲家の方で大先生に師事してるケースがありますよね。またクリエイター会社に所属しマニュピュレーターなさっている方も同じくで、その間に底辺になるようなことを教え込まれるんじゃないですかね。

そういうのはあるかもしれませんね。理論といっても全てが全て、重要なわけではないでしょうし….

本当に重要な、音楽を熟知した師匠がいて、そういう方から本当に必要な指導を受けられる方ってのは羨ましいですね…。
Posted by My World at 2009年07月17日 19:49



My Worldさん!とんでもございません!!

貴重なご意見ありがたいことこの上なしです!!

本当に感動してしまいましたよ!!EWからさらに細分化して、思う存分ご意見を交換したい為作ったブログです。そのくせユーザーの発言編集出来ないのは私の責任であり、毎度大変申し訳なく思っているところです!!

ちなみに僕なんか年中論点ズレまくり

僕個人としては大変貴重なご意見でしたが、My Worldさん的にどうしてもというのあればメールください!!勤務中も恐らく編集出来ると思いますので(笑)

ちょっとこれから出勤です!!チコりそうです(笑)

Posted by Avanjour at 2009年07月17日 20:27



論点ズレ同盟(笑)
いや、楽しいと勢いで書いちゃうので(曲も掲示板も…)、結構僕ってバラツキが多いんですよね…歳の割に(笑)
たぶん、精神年齢は14歳ぐらいです。

>My Worldさん的にどうしてもというのあれば

いや、もう自己責任でこのまま晒します(笑)
って、遅刻大丈夫か!?(笑)
Posted by My World@飲酒中 at 2009年07月17日 21:08



精神年齢??僕は13くらいかな(笑)
物を創るということは、少なからず幼稚性を要するものだと思います。

My Worldさん、遅くなり大変申し訳ありません!

丁寧なご対応どうもありがとうございます!!


>部分的に理論を抜かして発展的な理論を取り入れたり、工夫をした曲は、良さと不安定さを同居させる結果になると思います。要は聴き手を選ぶ曲になってしまうんですね…

仰る通りです。今の自分に当てはまっていて耳が痛いところなのですが(笑)曲にはリスナーに対してナビゲイターがいるべきで、多くの場合メロディがそれを担当するわけですが、難しいですね。他の要素をどう散りばめていくかなどで臨場感が決まってしまう箇所もあるようですし、具体的にどうしたらよいかという答えが全く見つかっていません(汗)


>音楽理論をすべて網羅した上で作られたのが西洋のクラシックで、万人にとって不快に感じる要素を取り除いた究極の形の曲だと思います

これはちょっと捉え方が違いますね(笑)
僕個人としてはどちらかというと白人が対ブラックミュージックで築き上げた文化ってイメージが大きいです。聴き方一つとってもクラシックは正装してホール、また黒人発祥とされる打楽器の登場が著しく少ないのがそう思う所為なんですが。

なので最近の映画サントラでオケと打楽器の融合がよく見られるのも、そういった垣根が取っ払われて互いの文化の良いとこどりと考えてます。


>工夫on理論でマニアックレベルまで引き上げないといけない側面があり、その点における達成度がプロとアマチュアの違い・・

これも仰る通りなんだけど、達成度上げたかったらどうしたらよいでしょうか・・今後。
冗談抜きで半年くらい理論習ってみようかなと思ってます‥。
Posted by Avanjour at 2009年07月24日 14:00
うーん、理論を一から全部習い始めるのであれば、実を結ぶまでに時間が掛かりそうですね…。ただ、ジュールさんは作曲されてある程度自分の曲の分析ができていると思いますので、やりながら「あっ、ここ大切だ」みたいなことを感じる嗅覚があると思います。だから全くサラで勉強始めた人よりは、理論の応用は早そうですね。
それに、色々やってみないと始まらないと言うのはあるかも知れません。
それこそ、最初のレスでジュールさん自身がおっしゃってるように、必要な理論をかい摘むなりして習うことができればいいんですけど。


>曲のナビゲイター

これ確かに大切ですね(笑) っていうか、理論を学ぶことで一番メリットがあるのはこのナビゲイターだと思います。

曲の推進力になるものって、例えばメロディ、コード、低音部の旋律、リズム、曲の展開等があると思いますが(まだあるかも、例えば音形とか)
プロの曲(ていうか、聴いていて安定感のある曲)はたぶん、複数の項目がナビゲイターとして機能しているんじゃないかと思うんです。

個人的に最近大切で難しいと思うのは、低音部の進行ですね。
低音部を注意して聴いてみると、コードの基音をハッキリさせることでコード感をハッキリリスナーに伝える役割と、旋律で次の場面までリスナーを引っ張っていく推進力があるように思います。
高音部の旋律は一番聴き手に良く届き、良いメロディはそれ単体でリスナーにコード感を意識させることができますが、曲の本質的な方向性を示し、そこに向けて引っ張っていく力が強いのはやはり低音部なので、いくら良いメロディの曲であっても低音部がフラフラしていると音に説得力が無くなるような気がします。低音部の方向とメロディの方向が喧嘩してもいけませんし。

ちなみに僕の王宮は低音部が微妙だと思います。反面教師でどうぞ(苦笑)


自分の曲の自己分析ができていれば(例えば、低音部の働きが悪いからコード感が無い場面がたびたび出てくる…とか)、ある程度勉強するべきところに目星を付けることはできますね。
Posted by My World at 2009年07月25日 10:03
こちらでははじめまして、こんばんは。

>作曲を始めた当初から曲をレビューし続けて貰っている
こういう存在ってすごい大切ですよね。
自分の場合は弟ですが、理屈屋の上、身内だからか辛いのなんの・・・(笑

ご友人の描かれた図形に妙に感じ入ってしまいました。ガクブル・・
すでに「音楽」という表現選択の端くれにでもどっぷり浸かっている身からすると、同じ「作曲をする人の作品」というのは、隣の芝生的というか・・・うらやま・・とかすげえなあ、とか、比較か分析に意識が行ってしまうんですが、その世界に浸かっていない人の意見と言うのは、ある種究極の「客観」でもあり、バリバリの「主観」でもあり、ありがたしです。
なんというか、この記事でいろいろ振り返るところがあるというか、
引用符置いた所にシミジミしてしまいまして、上の有意義なやりとりのさなかKYいや無作法にも馴れ馴れしく筆を取った次第でございます。アヒェー


時に、上のやりとりを興味深く拝見していて、
*「ぶきやぼうぐは そうびしないと いみがないぜ!」
という画面がよぎりました。

音楽理論は武器や防具であるとともに、
言語で言うところの「英語」の役割なのかなと思わないでもないです。
ちなみに、中高一貫して、英語の成績は赤スレでした!!!(どうでもいい




それでは・・おじゃましました m(_ _)m
Posted by 神條 at 2009年08月26日 18:32
理論を英語に例えた辺りに吹きました、確かにその通りかも(笑)
ちなみに僕は赤余裕でした。ふっ、勝った…(マテ)
Posted by My World at 2009年08月27日 18:10
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